Mardi 17 janvier 2012 2 17 /01 /Jan /2012 22:48

2年ぶりに出張で日本へ帰国。早速、東北の石巻市に来ている。寒い!でもやはり食からの内部被ばくは怖い。実家にいても、一緒に仕事をさせてもらっている学生さんにしても、最低限の注意はしているようだが、あまり話にも上らなければ、注意もしていない感じである。石巻には漁港があり、石巻産魚介類専門のレストランなどがあるが、私はどうしても怖くて行けない。だって、広島原爆の162倍(?)の放射能が海と空気に流れ出しているのに、石巻近郊の海の魚介類に影響があるわけないはずがない。まず政府は食品に含む放射能の安全基準を他の先進国に比べて20~30倍に引き上げ、検査自体もままならないと来ている。そんな状態では誰も何も信用できない。信用できるのは自分だけである。もちろん全てを避けることはできないけど、明らかに汚染がされていると想定される食品は絶対避けた方がいい。日本が、日本の素晴らしい食文化が福島原発によって、破壊されたようで表現できないような悲しさにつつまれる。こんなことを起こした東電と政府の責任は大きい。原子力発電は国の防衛の問題に近い。そのかじ取りを誤ったこの政府に原発を継続する能力も足りなければ心構えも足りない。そして事故後の対応の悪さ、特に国民の健康を守ろうとする意志がほとんど見れないところには絶句する。第2の福島事故は大地震の起こりえる日本では絶対あり得る。原発は時間をかけてでも、日本の将来を本気で考えたら絶対止めないと。福島事故の除染作業にかかるお金で、いくら日本の再生可能エネルギー技術開発ができるか... 再生可能エネルギーはこれから世界で大きく伸びるセクターである。この波に原発に足をひっぱられて乗って行けない日本の将来は暗い。

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Mardi 17 janvier 2012 2 17 /01 /Jan /2012 22:33

絵理花が今年から幼稚園に上がれるかどうかわからないことが判明した。一瞬落ち込む。絵理花の手術後の経過はいいのだけど、彼女の成長はゆっくりだ。それでも手術前に比べたら大きな変化があるのだけど、まったく健康上問題のない子と比べたらもちろん大きな遅れがある。普段は絵理花の成長がゆっくりでも確実に上向き成長を続けているので、幸せいっぱいなのだが、いざ幼稚園入学、小学校入学となるとハードルが大きくなり、問題のない子と同様の尺度で彼女の能力が測られてしまう。その時はやっぱり一瞬だけどぐさっとくる。日本を出て以来「自分は自分、人は人。」という考え方を少しづつマスターしつつあるけれども、やはり自分の子供のこととなるとどうしても自分を通してしまう。子供の幸せは子供がどう感じるかであって、親が押しつけるものではない。絵理花が毎日幸せなら、親として私がこれ以上望むことはない。幼稚園にいつ入ろうと、特別学校に行くことになっても、絵理花が楽しい、幸せに感じる最大の選択肢を最優先に実現する。親の役目はそこにあると思うし、家族の幸せはそこにあると思う。いい進学校に進んで、いい大学に進んでも家族が幸せかどうかはわからないものね。人の人生いろいろ、十人十色。

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Mercredi 21 décembre 2011 3 21 /12 /Déc /2011 18:47

先のブログで連れが専業主夫になる話をしたが、フランスの失業手当制度はほんとにすばらしい。連れは自分の都合で辞めたのだが、雇い主と相談して失業したことにしてくれる制度を利用。よって失業手当が1年半にわたって支給されるのだが、手当は給料の70%!よって、私が仕事をして彼が失業していた方が、毎月の収入は以前より多いことになる。悪くない。イギリス人の友人に聞いたところ、イギリスの失業手当は給料がいくらであろうと一括月400ポンド程度と言っていた。やはりフランスの社会保障は手厚い...

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Mercredi 21 décembre 2011 3 21 /12 /Déc /2011 18:36

うちの連れは昨日で仕事を辞めた。理由は「疲れたし、自分の時間を作りたい!」とのこと。私は自分が仕事に戻れるし、大賛成!晴れて今日からオフィシャルに専業主夫に就任したうちの連れ。嬉しい。早速今日の献立を考えだした。私は彼にまかせて仕事に集中。3年間待ったこの瞬間!!日本でも育メンなど流行っているらしいが、仕事好きの私は育メンできない男性とは絶対一緒に子供は育てられないと思っている。1月から私もフルタイムの仕事に復帰する。3年ぶりに始めるフルタイムの仕事なので少しどきどきだが、ようやく自分の「普通の」生活が取り戻せるようで、感無量である。彼は趣味の写真などを本格的に習おうとしている。是非この機会に今までやりたくても時間がなくてできなかったことに挑戦してほしい。私も、ピアノ、ヨガといろいろとやって、すごく感性が磨かれたと思う。連れよ、子育て・家事と是非頑張ってね。応援してます!

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Mercredi 21 décembre 2011 3 21 /12 /Déc /2011 09:31

パリに暮らしていて、よかったこと、得なところと聞かれると少し迷う。んー、嫌なこと不便なところはいくらでも愚痴が言えるんだけどなー... もちろん以前話したとおり、気軽にただでいろんなコンサートを聞きに行けることとか、世界的に高いレベルの芸術作品が美術でも演劇でもコンサートでも見れるところとかもあるんだけど、なんといっても私が好きなのはカフェやバーで気さくに他人との会話が楽しめるところ。これは東京ではあまりできない。まあ、ナンパされることは皆さんあるかもしれないけど、私は東京でナンパされた経験は1度もないので(笑)、知らないだけかも。パリのカフェではカウンターでコーヒーを飲むことができる。値段はテーブルに座るより安価で、だいたい1人で来ている人が多い。そうすると、自然に隣に立った人と話が始ったりする。これが結構面白い。政治の話になったり、世界観、哲学的な話になったりして、赤の他人だから結構自由に意見をいうこともできて、すごく楽しい。そして終わりには「よい一日を!」の一言で、また赤の他人同士に戻ってそれぞれの人生を生きる。でも結構このちょっとした会話が頭に残ったり、感銘を受けたりする。相手は普段の生活ではまったく話す機会がないような職業だったり、年齢だったりして、やはりこのパリのカフェ文化が創り出す独特の雰囲気が可能にしてくれているような気がする。先日話したおじさんは、今の環境問題の悪化に関して、「人間は自分たちがひどい目に合うまで気づかない愚かな動物だから、環境が悪化することで好き放題環境を破壊できなくなるのはいいことだと思う。そうじゃなきゃ、気づかないもの。」と言っていた。確かに彼の言うことは正しいかも。

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Dimanche 27 novembre 2011 7 27 /11 /Nov /2011 14:24

パリの冬がようやく始まった。毎日グレーな空模様。これがずっと続けば誰でもウツ病になりそう。今日は日曜日。天気はいつもの通り曇り。これから近くの公園にエリカ先生を連れて行って、本屋によって、16時半から近所の子供劇場に演劇を見に行く。前回、エリカっちをこの劇場に連れて行ったら大成功。かなり喜んでずっと興奮していた。パリで子供を育てる特典は、芸術系の習い事が充実していること。種類も多いし、お値段もかなり良心的。音楽好きなエリカ先生のため、さっそく仲の良い日本人友達の旦那がやっている楽器(音楽)教室にトライさせることにした。彼女の旦那は音楽の作曲・編曲を仕事にしている人で、パリ郊外の家にはありとあらゆる楽器が揃っている。最近彼の息子とその友達に音楽レッスン(というか楽器とのふれあいのような感じ)を始めたらしく、エリカもそれに参加させてもらうことにした。友達の旦那だからエリカ先生の状況も知っているし、気持ち的にも楽。これからもエリカ先生の興味のある事を積極的に応援する予定。

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Samedi 26 novembre 2011 6 26 /11 /Nov /2011 10:14

大切な友人から、「最近ブログが更新されていないから、元気なのか心配している」とのメールをもらった(定期閲覧してくれて、どうもありがとう!)。そういえば、最後のブログ更新の後(4月始め)、両親が日本からやってきて、イギリスの妹のところに一緒に遊びに行き、その後高校時代の親友が2週間ほど遊びに来てくれて、あっという間に7月。7月もジュネーヴの友人のところに遊びに行ったりしていたら、もう8月!8月は連れが一カ月休みを取ったので、丸一カ月ボルドーなどの田舎で過ごした。そして9月にパリに戻ってからは、真剣に就職活動を始めたので、かなりバタバタしておりました。なんといってもエリカ先生が昨年12月の手術、そして今年1月に退院してからというもの、人生が大きく変わった気がする。私たちの毎日の生活はこれまでの3年間と比べ物にならないほど、変わった。それはなんといっても、手術以来、エリカ先生がまったくひきつけを起こさなくなったから。もちろんそのための手術だったのだけど、てんかんが100%止まるとは保障されていなかったので、手術後も心配な気持ちだったのだけど、かれこれ彼女の手術からもはや1年が経過。抗てんかん剤も7月には完全に止めて、完全に薬フリーになったエリカ先生は順調に少しづつ成長を取り戻してる。てんかんの発作と抗てんかん剤漬けにされていた手術前と比べて、現在のエリカ先生はまったく別人のよう。ようやく本物のエリカ先生に出会えた感じ。エリカも私たち親を改めて実感している感じ。どう説明していいのかわからないけど、ようやく少しづつ「普通の」親子関係になっている気がする。だから今年の夏休みは親子として初めて一緒に楽しめた休暇のような気がする。毎日、自転車や湖・海での海水浴を一緒に楽しんで、本当に楽しかった。今までは、緊急病院が近くにないと恐ろしくて、どこにも行けなかったけど、今年はエリカを初めてイギリスの妹の家へ連れて行けた。感無量... それとか週末、田舎に一泊旅行に行ったり、いままで恐ろしくてできなかった「普通」のことができるようになってきた(田舎には近くに大きな病院がないため)。エリカはこの手術が受けられて本当に幸運だったと思う。癲癇持ちの子供や、エリカと同じ病気を持っていてもいろんな理由で手術を受けられない子もいる。私はそれら両親の気持ちがすごくわかる。もちろんエリカもこれで全てが終わったわけではなく、左半身麻痺や成長の遅れをリハビリする長い長い道のりが待っている。半身麻痺はリハビリでよくなるものの、左手で物をつかんだりはできないと言われている。成長の遅れも個人差によるらしく、普通の学校に行けるのか、特別学校に行かなくては行けないのか、今はまだわからない。でも一番大切なのは、エリカが楽しく毎日過ごせて、幸せになること。そこさえ親として押さえておけば、大丈夫な気がする。一番辛いのは自分のイメージや凝り固まった考えとの戦い。結局は自分の考えがせまいからつらいわけで、エリカの立場を優先に考えれば、自分の考えなんて重要ではない。彼女には彼女の人生の道があって、それを最大限にサポートしていくのが私たちの役目。彼女さえ幸せになれれば、私がどう考えようと、周りがどう考えようと関係ない。子育てって別に障害がある子もない子も、基本は同じなんだと思う。

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Jeudi 21 avril 2011 4 21 /04 /Avr /2011 22:02

エリカっちの手術・入院生活がようやく終了し、ほっとしたころ日本で東北大地震が発生。心臓が止まるほどびっくりした。そして気分がとても暗くなり、テレビの映像が見れなくなってしまった。話を聞いたりニュースを読むだけで涙が出てきた。さらに福島原発の問題が持ち上がった時には本当に信じられなかった。世界で原子爆弾を投下された唯一の国である日本で、再び核の恐怖にさらされるなんてあまりに辛すぎる。日本政府は、日本人は、広島・長崎の経験から本当に学んだのだろうか。戦後の経済成長最優先政策で、原爆の教訓をまったく忘れてしまったようにも思える。日本の技術力を使って真剣にエネルギー政策を転換する時期に来ていると思う。地震地帯にある日本は絶対原子力発電に は向かない。早期に再生可能エネルギーをフルに利用し、原子力発電所をなくす政策を取ってほしい。そして戦後目指してきた「便利な」社会を少し見直す時期にも来ていると思う。人間生活の「便利」を追及していては「エコロジー」にはなれない。必要のない電力は使わない生活、エネルギー消費を減らす大胆な考え方の転換が必要だと思う。例えば、コンビニの24時間営業やネオン街の24時間点灯などは本当に生活に必要なものだろうか。パリの日本人の友人たちと原発の問題について最近よく議論をする。特に浜岡原発の危険性については皆で署名運動に参加することに決めた。日本にいる両親のこと、友人たちのことをよく考える。一日でも早く福岡原発の問題が解決すること、心の底から祈っている。

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Jeudi 21 avril 2011 4 21 /04 /Avr /2011 11:34

いよいよイースター週末(フランスではパックという)がやってくる。イースターはキリストの復活を祝う祝日。学校は2週間休みになる。私たちも絵理花を連れてノルマンディー地方(パリから2時間ほどで行ける海岸がある)2泊旅行に行こうとホテルに電話したけど、どこもいっぱい。あまりにいっぱいなのでびっくりしてしまった。そこで思いついたのが、連れのおじさんの実家。パリから2時間ほど南に下ったサントル地方にあり、Sancerre(サンセール)という美味しい白ワインの産地。たまたまおじさんたちはイースター週末いないのだけど、空いた家を使わせてくれるとのこと。やったー!家族が多いと自宅が溜まり場になることもあるが、こういう利点もあってラッキー。そこで来週末は田舎の村でのんびりすることになった。海は見れないけど、人はいないし、ワインはおいしいし、絵理花は自然いっぱいのところで芝生で遊べたり、動物を見れたりとかなり楽しい週末となりそうだ。んー、絵理花のてんかんの病気が手術で今のところなくなったからこそ、行けるこの週末旅行(これまでは緊急病院の少ない田舎は怖くて行けなかった…)。幸せだな~~~~。

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Jeudi 21 avril 2011 4 21 /04 /Avr /2011 11:33

以前にも登場したパリ在住の2人の義弟。ジャン・バティストとエティエンは再び職なし宿なし状態に突入。いつものことだが、うちに入り浸っている。うちの鍵は合鍵が4つあり、義弟もそれぞれ携帯している。うちでインターネット、郵便物、洗濯機、食糧、テレビ観賞などをゲットする代わりにエリカを看てくれている。この間、エリカは1日保育所に預けて、私と義弟たち3人が真昼間にうちの居間で3つのノートコンピューターにそれぞれ向かい、職探しをしている光景に思わず大笑いしてしまった。うちは失業者の溜まり場となりつつある。コーヒー・紅茶の消費量が大幅に増え、ムサムサした男の子がうようよと昼間ソファにダラーンと座っている。うーん、この2人が職を見つけてもさらに若い弟・妹がパリに出てくる可能性大。ということは、うちは永久にボルドー第2の実家(パラサイト収容所?)となること間違えなさそうだ。

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