行政サービスの悪夢

Publié le par Jupiterian

フランスの行政サービスは本当に効率が悪い!そして仕事が遅い!そしてサービスが悪いなぁとつくづく感じる。まずこちらに来て手続きを始めたのが滞在許可証。日本では法務省管轄の入国管理局が手続きを行うが、フランスでは警察署で行われる(外国人は犯罪者扱い??)。まず薄暗く汚い警察署の待合室で1時間ほど待たされたあと、証明書等の書類のコピーを担当官に渡す。そうすると一ヵ月後にフランス人である連れと一緒に別の警察署に出頭するように言われる。もちろん連れは仕事を半日休まなくてはならない。一ヶ月後に約束の時間に連れと出頭すると、同じ書類のコピーを求められ、5分で終わる。そして更に1ヶ月半後に健康診断と「フランス社会に適応するための講座」を受けるように指示される。ここまでで手続きを始めてから既に2ヶ月たっている。よって滞在許可証をもらうまでにだいたい3ヶ月かかることになる。それにしても、どうして同じ書類を何回も提出させるのだろうか。いったい連れが会社を休んでまで私に同伴する理由はどこにあったのだろうか?ちなみに日本で連れが在留資格を申し込んだときは、彼1人で行ったし、手続きを始めてから2週間後には在留資格を手に入れていた。しかし、日本でおもしろかったのは質問表を提出させられることである。8ページにも渡る質問表で、出会いのきっかけから結婚に至るまでに経緯を説明させられたり、意思疎通の言語や方法を聞かれたり、2人が写ったツーショットの写真を3枚要求されたり、笑える内容だった。こんな質問表で偽装結婚が本当にわかるのだろうか…?とかなり疑問を持った。フランスでは健康診断を受けさせられるが、その中にレントゲン検査が含まれている。結核症を調べるためだ。私が妊娠7ヶ月のお腹で、「あの、私妊娠しているのでレントゲンはできないのですが。」と健康診断担当官に言うと、「それではあなたを診察している産科医から‘妊娠証明書’をもらってきて。」と言われた。あきれて物も言えなくなった。このお腹を見てもまだ証明書がいるの?! もし証明書を忘れたら、レントゲンを撮らされるはめになるのかしら?!ほんとに恐ろしい官僚主義体制である。官僚主義の悲劇は、みんなが頭で物を考えなくなることだと思う。書類さえあれば全てが機械的に動き、書類がないと一斉にパニックに陥る。日本の年金記録漏れ事件も、官僚主義が作り出した思考停止状態と書類への絶対的な安心感がずっと野放しにされた結果では?官僚主義体制もここまでくると病気に近い…

 

行政サービスの悪夢は続く。連れの健康保険(フランスは日本同様に国が健康保険を運営している)に私が加入する手続きを行ったときのこと。まず電話をかけてどういった書類が必要なのか聞いた後、求められた書類を送付した。するとなんと一ヶ月後に手紙が届き、約4つの書類が足りないから手続きができない、との知らせを受ける。なんのために電話までして必要な書類を確かめたのか本当にわからない。そしてお知らせに書いてあった書類を持参すると、私が連れの保険に加入するまでにさらに1ヶ月、保険証を受け取るまでに3ヶ月かかる、と言い渡される。ここは共産主義国家だろうか… これ以上フランスの行政サービスについて書くときりがないのと神経が高ぶってくるので、この辺で止めておきます。はぁー…

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