パリ・コミュニティー

Publié le par Jupiterian

エリカ先生の成長は1人で歩けるようになって以来(去年10月あたり、4歳)、素晴らしいものがある。こちらもあまりの彼女の成長ぶりについていけずに、彼女から「そんな遊びはもうつまらない」とため息顔で見られることも少々(笑)。まだ話せないが、理解力はぐんぐん伸びてこちらの話すことはほぼ全部わかっている。3か月前にいろいろ悩んだ挙句に編入させた障害者特別学校でも先生たちに褒められまくりで、私も戸惑ってしまうほど。学校では完全に先生たちのマスコット化していて、この間担任の先生からは「エリカちゃんが私のクラスでほんとによかったー。ほんとに嬉しい。」とまで言われた。こんなんで、いいのだろうか?まあ本人も学校に行くのが大好きだし、ぐんぐん成長してるので(彼女のペースで)こんなに親として嬉しいことはない。でもたまにふっと落ち込むときがある。特に同じ年代の健常な子供たちと触れたときや、友達から子供の学校の成績とか習い事のことなど必要以上に聞かされた時など、大丈夫なときもあるが自分の精神状態が少し弱っていたりすると(生理前とか)、ガンとブルーに入るときがある。昨日はまさにそんな日だった。家に働いていてもまったく集中できないので外に出ることにした。そんなとき救われたのが住んでる地域の「下町感覚」である。パリでも私の住んでる20区はまだコミュニティー感覚が残っている地域。行きつけのカフェに行けば、ウェイトレス・ウェイターに挨拶されコーヒーをただにしてくれたり、洋服直し屋に行けば集まったおじさんたちの会話に参加したり、クリーニング屋に行ってもシミの抜き方などを教えてくれたり、よく行くレストランに行けばデザートをおまけしてくれたり、ほんとに私の「地元」のような感覚を得る。この間エリカと道を歩いていると、通りすがりにおばあさんから「まあー上手に歩けるようになったわねー」話しかけられた。エリカのこと前から見ていたんだなーと思うと感激した。他のおばあさんからも「なんてかわいい子なの!」と話しかけられたり、ほんとの東京の下町に居るような感覚だ。落ち込んでいた気分も一気に晴れて、夕方には気分がよくなっていた。この家族の事情など深入りせずに適度にお互いを思いやる気持ちが存在する20区のコミュニティーに感謝。しばらくここから引っ越しはしたくない。パリに住むなら絶対20区!

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