パリ生活の醍醐味
パリに暮らしていて、よかったこと、得なところと聞かれると少し迷う。んー、嫌なこと不便なところはいくらでも愚痴が言えるんだけどなー... もちろん以前話したとおり、気軽にただでいろんなコンサートを聞きに行けることとか、世界的に高いレベルの芸術作品が美術でも演劇でもコンサートでも見れるところとかもあるんだけど、なんといっても私が好きなのはカフェやバーで気さくに他人との会話が楽しめるところ。これは東京ではあまりできない。まあ、ナンパされることは皆さんあるかもしれないけど、私は東京でナンパされた経験は1度もないので(笑)、知らないだけかも。パリのカフェではカウンターでコーヒーを飲むことができる。値段はテーブルに座るより安価で、だいたい1人で来ている人が多い。そうすると、自然に隣に立った人と話が始ったりする。これが結構面白い。政治の話になったり、世界観、哲学的な話になったりして、赤の他人だから結構自由に意見をいうこともできて、すごく楽しい。そして終わりには「よい一日を!」の一言で、また赤の他人同士に戻ってそれぞれの人生を生きる。でも結構このちょっとした会話が頭に残ったり、感銘を受けたりする。相手は普段の生活ではまったく話す機会がないような職業だったり、年齢だったりして、やはりこのパリのカフェ文化が創り出す独特の雰囲気が可能にしてくれているような気がする。先日話したおじさんは、今の環境問題の悪化に関して、「人間は自分たちがひどい目に合うまで気づかない愚かな動物だから、環境が悪化することで好き放題環境を破壊できなくなるのはいいことだと思う。そうじゃなきゃ、気づかないもの。」と言っていた。確かに彼の言うことは正しいかも。
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