近況報告
大切な友人から、「最近ブログが更新されていないから、元気なのか心配している」とのメールをもらった(定期閲覧してくれて、どうもありがとう!)。そういえば、最後のブログ更新の後(4月始め)、両親が日本からやってきて、イギリスの妹のところに一緒に遊びに行き、その後高校時代の親友が2週間ほど遊びに来てくれて、あっという間に7月。7月もジュネーヴの友人のところに遊びに行ったりしていたら、もう8月!8月は連れが一カ月休みを取ったので、丸一カ月ボルドーなどの田舎で過ごした。そして9月にパリに戻ってからは、真剣に就職活動を始めたので、かなりバタバタしておりました。なんといってもエリカ先生が昨年12月の手術、そして今年1月に退院してからというもの、人生が大きく変わった気がする。私たちの毎日の生活はこれまでの3年間と比べ物にならないほど、変わった。それはなんといっても、手術以来、エリカ先生がまったくひきつけを起こさなくなったから。もちろんそのための手術だったのだけど、てんかんが100%止まるとは保障されていなかったので、手術後も心配な気持ちだったのだけど、かれこれ彼女の手術からもはや1年が経過。抗てんかん剤も7月には完全に止めて、完全に薬フリーになったエリカ先生は順調に少しづつ成長を取り戻してる。てんかんの発作と抗てんかん剤漬けにされていた手術前と比べて、現在のエリカ先生はまったく別人のよう。ようやく本物のエリカ先生に出会えた感じ。エリカも私たち親を改めて実感している感じ。どう説明していいのかわからないけど、ようやく少しづつ「普通の」親子関係になっている気がする。だから今年の夏休みは親子として初めて一緒に楽しめた休暇のような気がする。毎日、自転車や湖・海での海水浴を一緒に楽しんで、本当に楽しかった。今までは、緊急病院が近くにないと恐ろしくて、どこにも行けなかったけど、今年はエリカを初めてイギリスの妹の家へ連れて行けた。感無量... それとか週末、田舎に一泊旅行に行ったり、いままで恐ろしくてできなかった「普通」のことができるようになってきた(田舎には近くに大きな病院がないため)。エリカはこの手術が受けられて本当に幸運だったと思う。癲癇持ちの子供や、エリカと同じ病気を持っていてもいろんな理由で手術を受けられない子もいる。私はそれら両親の気持ちがすごくわかる。もちろんエリカもこれで全てが終わったわけではなく、左半身麻痺や成長の遅れをリハビリする長い長い道のりが待っている。半身麻痺はリハビリでよくなるものの、左手で物をつかんだりはできないと言われている。成長の遅れも個人差によるらしく、普通の学校に行けるのか、特別学校に行かなくては行けないのか、今はまだわからない。でも一番大切なのは、エリカが楽しく毎日過ごせて、幸せになること。そこさえ親として押さえておけば、大丈夫な気がする。一番辛いのは自分のイメージや凝り固まった考えとの戦い。結局は自分の考えがせまいからつらいわけで、エリカの立場を優先に考えれば、自分の考えなんて重要ではない。彼女には彼女の人生の道があって、それを最大限にサポートしていくのが私たちの役目。彼女さえ幸せになれれば、私がどう考えようと、周りがどう考えようと関係ない。子育てって別に障害がある子もない子も、基本は同じなんだと思う。