灰色な空とお世辞
パリの有名な灰色な空がここ1か月続いた。やはりこう毎日曇っているとやはり気持ちが落ち込む。そのせいかここ1か月ほど少し飲みすぎた日が多くなったような気もする。つい気分を盛り上げたくなって多めにアルコールを消費してしまった。トホホ。そんな憂鬱な日々にアルコール以上に効用の高い「薬」がある。それはやはり何と言っても人からももらうお世辞。先日60歳以上のおじいさんにも声をかけられないと嘆いていたが、つい先週末友人のパーティーに出かけるため家を出たとき歩道で通りすがりに、かっこいい20代のブラックのお兄ちゃんに突然丁寧語で(フランス語には丁寧語とカジュアル語があり日本と一緒で親しさで使い分ける)、「失礼。あなた、とてもきれいなの、知ってます?」と言われ、そのまま彼は友達と去っていった。やはりパリに住んで年数も経ってきたので、とっさに「どうもありがとう!」とお礼を言えたが、本心から嬉しかった。滅多にないことだけでなく、彼のお世辞のさりげなさがとっても嬉しかった。特にミッドライフ・クライシスを迎えつつある私には貴重な体験。その夜はお酒を飲まなくても上機嫌。あー、まさにパリに住んでてよかったと思う瞬間(笑)。
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